[キースイッチレビュー]SP-Star meteor white

SP-Starが製造する、Clackyなサウンドが特徴のスイッチ、meteor whiteをレビューします。
普遍的なリニアスイッチと思いきや、結構音に特徴のある楽しいスイッチです。

目次

基本情報

まずはカタログスペックから。

  • メーカー
    • SP-Star
  • タイプ
    • リニアスイッチ
  • マウントタイプ
    • PCBマウント(5pin)
  • 素材
    • 上下ハウジング:ナイロン
    • ステム:POM
  • スプリング
    • 14mm 57g
  • ファクトリールブ
    • 有り

分解してみる

各パーツの確認をしていきましょう。

キースイッチ各パーツ
この写真のスプリングはswagkeysブランドのsw spring-62gです。
トップハウジング

明るいグレーのトップハウジング、素材はナイロン。

ボトムハウジング

ボトムもトップハウジング同様明るいグレー、個体差でリーフピンが少し出ることがあるのでその場合は追加でリーフにルブを塗ってあげると改善可能です。

ステムの長さ計測

POM製ステムはロングポールではなく通常の長さ、派手なボトムアウト音は出ませんがカチャカチャと楽しい音が出ます。

14mm スプリング

紛失したと思ってましたが家探ししたら出てきた元の14mmスプリング、ボトムアウトは少し軽めの57g。
短いスプリングなので押し始めは更に軽く、戻りもそこまで強くありません。

打鍵感・打鍵音

ナイロン製ハウジングのおかげか少し底打ちが柔らかい印象です、パーツの精度もよくステムのグラつきは少ないです。
十分滑らかではあるものの、上位層から見ると一歩劣る様に感じます、引っかかり感もほぼ感じません。

コトコト系の音ではなく所謂clacky系のスイッチで、カチャカチャと気持ちの良い音を聞かせてくれます。
alpacaと比較すると同じナイロンボトムですが、実際に打ってみるとピッチが一段上のように感じます、普遍的なリニアスイッチではありますがこの音こそが最大の特徴とも言えるでしょう。

元のスプリングが結構軽いので底打ちが強くなって音が出るのか? とも思ったのですが、スプリングを交換しても特に音は変わりませんでした、メーカーによる音の違いもスイッチの面白いところですね。

録音してみた

い つ も の

使用マイク:FIFINE K658 USBダイナミックマイク
録音ソフト:Audacity
音声加工:音が変化しない程度のノイズ低減と音量確保のための2~6dbの音量増幅

Tofu Jr-POMプレート
Blade65-FR4プレート
Mikeneko65-Aluminumプレート
kbd67 v3 alu case-真鍮プレート

割とどのプレートでも特徴が失われていないのが面白いですね、FR4と真鍮が個人的好み。

購入場所

国内では取り扱うショップはありません。
日本から購入する場合はswagkeysかAliExpressが送料の面でオススメです。

値段は少しお安め、10個で$5.8前後になります、たまーにswagkeysのセールでめちゃ安くなる時があるのでその時が狙い目です。
$4弱になる時もあるので今すぐ必要じゃなければセールを待ってみるのも一つの手です。

スイッチの在庫状況は日々変動します、記事内で紹介していても、売り切れたり取り扱いが無くなる可能性がありますのでご了承下さい。

まとめ

ナイロンハウジングながら謎の高音を発する楽しいスイッチ、高音とは言いますがキンキンする様なものではなく、あくまでも楽しく感じられるレベルの高めの音です。
精度もよく高い品質で纏まってはいますが、音以外は特に特徴の無い普遍的なリニアスイッチです。

値段も少しお手頃で、セール時には更にお買い得になります。

高音を活かすには硬めの構成が良さそうですが、柔らかい構成でも特徴的なclackyサウンドを堪能できます。
現在市場には数多くのスイッチが出回っていますが、このような面白い特徴のスイッチはあまり無いので気になった方は是非試してみて下さい。

それでは今回はこの辺で、ここまで読んで下さりありがとうございました。

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