カスタムキーボードを作るために必要なパーツのお話

いざカスタムキーボードを作ろうとしても何を買えば良いのかイマイチ分からない。
パーツも色々種類があるけどどれを選べばいいの?
そもそもどこで売ってるのさ・・・
何もわからない状態では自分好みのものを作りたくても難しいですよね。
そんなキーボード沼の淵に立つ皆さんに簡単ではありますが各パーツの種類と役割をご紹介します。

目次

キーボードの構成パーツ

はじめにキーボードを構成するパーツについて簡単に説明します。

ワンポイント用語解説 GB(Group Buy)とは?

カスタムキーボードと切っても切れない用語第一位と言っても過言ではないGB(Group Buy)ですが、これは共同購入という販売方式の事で、一定数以上の購入者を確保して先に資金を集めてから製造を始める方式になります。
売り手側にとってはリスクを抑えられるのですが、購入者側としては、物が届くまでに時間がかかるし、そもそも一定数の購入者が集まらなければ不成立になるのであまり嬉しいものではありません。
特に時間がかかる点に関しては一部キーキャップ等でかなり深刻であり、物によっては2年待ちなんてこともあるみたいなので事前に情報をしっかり確認して購入するようにしましょう。

ケース

Tofu jrケース
Tofu Jrのケース、暗めの赤がカッコいい

キーボードの顔とも言えるケース、アルミやポリカーボネート、ABS樹脂など様々な素材で作られます。

基本的には重いほうが反響音や雑音の少なさ的な意味で有利とされているので、アルミ製ケースの人気が高いように思いますが、音に関しては個人の好みの問題でもあるので、プラ製ケースを好む人ももちろんいます。

ケースの材質で出てくる音がガラッと変わりますので動画等を参考に好みに合わせて選びましょう。
深いコトコトした音が好みならプラ系のケースを選択すると良いかもしれませんが、個人的には最初はアルミ製ケースを購入した方が、既製品に多いプラ製ケースとの差異が感じられて面白いと思います。

物によりけりですが、多くの色が用意されていたり、デザインも様々で、底面や内部に真鍮製のキレイなウェイトを備えているケースも多いのでデザインを見ているだけでも楽しいですし、アルミ製ケースは実際手にするとズッシリ重く、高級感があって所有欲も満たされます。
真鍮のウェイトは見た目だけではなく比重が重いので重量を追加する狙いもあります。

重さこそ正義。

PCB(基板)

ホットスワップPCB
これは裏面、スイッチの端子を差し込むソケットが取り付けられたホットスワップ基板です。

キーボードの心臓部、スイッチの入力を読み取るための回路やスイッチを差し込むソケット等の電子部品が実装されています。
キーボードのPCBにはスイッチのはんだ付けが必要なタイプとホットスワップ(はんだ付け不要で簡単にスイッチのつけ外しが出来る)タイプの2種類があります。

スイッチを色々付け替えて遊びたい人や、はんだ付けに不安がある方はホットスワップを選ぶといいでしょう。
はんだ付けタイプはプレートレスと言うプレートを使わない方法を使えたり、ホットスワップの物より音が良いと言われていますが、一度はんだ付けしてしまうと取り外すには大変な手間がかかりますので注意が必要です。

USBポートは基板に直付けされているタイプと、ドーターボードと言われるUSBソケットの付いた専用基板を使うタイプがあり、直付けタイプではケースのUSBポート用の穴がPCB側の設計によって決められてしまいますが、ドーターボードを使用する事により、PCBからUSBポートを分離出来るのでケース設計の幅が広がり、後述するPCBのたわみでUSBポート周りに負荷を掛ける可能性も無くなり、たわみをUSBポート用の穴に制限されることもなくなります。

基本的に厚さは1.6mmですが最近では柔らかい打鍵感を実現するために1.2mmのPCBを採用するキーボードもあります。
更に柔らかさを求めて”フレックスカット”と言われる切込みをPCBに施してキーを押す力に応じてPCBをたわませ、柔らかい打鍵感を得る試みも多く見られます。

フレックスカットについては賛否両論あって、柔らかい感触が得られる代わりに、音が抜けてしまって軽い音になるという意見もあるみたいです。

私個人としては硬い打鍵感が好きなので1.6mmフレックスカットなしのPCBが一番好きです。

プレート

スイッチプレート3種類
上からカーボンファイバー、アルミニウム、ポリカーボネート。これ以外にも沢山あります。

PCB上のスイッチを固定して、安定させるためのパーツで、打鍵感や打鍵音にも影響の大きいパーツです、素材も硬い金属製から柔らかいプラ製まで様々な物がありそれぞれに特徴があります。

今現在よく使われるプレートを6つほどご紹介します。
よく言われる特徴をまとめたつもりですが、個人の主観も多分に入っているので参考程度に見てください。

金属系

  • アルミニウム
    • 金属製だが硬すぎない打鍵感
    • ほぼすべての種類のスイッチと相性のいい優等生
    • 音は金属製らしいシャープでソリッドな感じ、スイッチの特徴を良く出してくれる。
    • まずはこれから試してみて欲しいと思えるくらい優秀なプレートです
  • 真鍮
    • アルミよりさらに硬い感触
    • 高音がキレイに出るイメージ(低い音もちゃんと出ます)
    • 重さもあるので安定感はバッチリ
    • リニア系のスイッチと相性が良いように感じる
    • 人によっては硬すぎるが故に最近ではあまり人気がないらしい

プラ系

  • PC(ポリカーボネート)
    • とても柔らかく底打ちの感触も優しいので最近人気のプレート
    • 音は高めになる傾向にある
    • リニア系のスイッチと相性が良いが逆にタクタイル系はあまり相性が良くない印象がある
  • POM(ポリアセタール、ポリオキシメチレン)
    • 使ったことがないのであまり詳しくはないがPCと同じ傾向で少し低めの音になるらしい
    • 最近はこれを選択できるキットが多い気がする

その他

  • FR4
    • ガラスエポキシ基板の材料、要するにPCB(基板)と同じ素材
    • アルミとプラ系の中間くらいの硬さ
    • フレックスカットが入ったものは柔らかくなるが音も軽めになっていく事が多い
    • 言語化が難しいが温かみのある優しいコトコト音が出る
  • カーボンファイバー
    • FR4と同じく硬さとしてはアルミとプラ系の中間くらい
    • FR4よりは硬めに感じるが硬さよりも弾力のほうが印象に残る素材
    • とても良く弾んで面白い打鍵感になる
    • 音はパチンパチンと軽快に鳴る印象
    • クリッキーと相性が良い

最近ではプラ系プレートの人気が高いようでPC、POMを選択できるキットが多いです。
柔らかさや音の好みもありますが、ケースや中に入れるフォーム類との相性も重要なので、食わず嫌いせずに一通り試してみると自分の好みを把握できますし、違う感触を色々楽しめてお得です、財布は軽くなりますが・・・

キースイッチ

キースイッチ
スイッチ盛り合わせ、色とりどりでキレイ

直接的な打鍵感、打鍵音の決め手となるパーツです。
スイッチ内部のバネの重さ(押下圧)や押す時の感触にも違いがあります。

Cherry MXスイッチが一般的には有名ですが、特許が切れてからは様々な互換スイッチが作られていて、世界中で大量のスイッチが流通しています。
日々新しいスイッチが出てくる事は喜ばしいのですが、量が膨大過ぎてとてもじゃないけど追い切れません。

よく名前の上がる有名所のスイッチを選んでおけば失敗することはあまりないと思いますが、自分の好みに合うかどうかは結局の所自分で買って試すしか無いので購入の前にはしっかり情報を集めましょう。

主に使われているスイッチには3種類のタイプがありそれぞれに特徴があります。

リニア

滑らかでストンと落ちる感触が特徴のリニアスイッチ、Cherry MXで言う所の赤軸
キーボード界隈では一番人気、お手頃な値段で既製品での採用も多いkailhgateron製のスイッチを筆頭に様々なスイッチが流通しています。

Cherry MX以外の互換スイッチでは赤軸という名前で呼ばれることは少なくスイッチ固有の名前で呼ばれる事が多いです。
有名所としてはalpacaスイッチ等がありますが本当に量が多すぎてここでは紹介しきれないので、今後書く予定のスイッチレビューや、youtubeの動画を参考にして候補を絞りましょう。

youtubeでkeyboard typing testやsound test等で検索すると大量に出てきます。

タクタイル

キーを押していくと引っ掛かりがあって入力をしっかり触覚へのフィードバックで返してくれるタクタイルスイッチ
Cherry MXで言う所の茶軸
タクタイルもファンが多い人気のスイッチです、“キーを押した”というしっかりした感触がほしい方はタクタイルを使ってみるのが良いでしょう。

有名所はdropで販売されているInvyr Holy Pandaやその他にもboba u4t等があります。
特にHoly Pandaスイッチはその特性を模倣したスイッチが数多く存在するほどの人気です。

クリッキー

キースイッチ界の問題児、堂々の不人気スイッチがこのクリッキースイッチです。Cherry MXでの青軸
ゲーミングキーボードと銘打たれた商品に良く搭載されていたりしますが、それでも最近はリニアに押されて肩身の狭そうな可哀想な子。

打鍵音は“クリッキー”の名前の通りカチカチとクリック音が鳴ります、スイッチの中にクリック音を出す専用の機構が搭載されておりこの機構で音を鳴らしています。
統計によると全体のわずか2,3%ほどしか愛好家がいないようです、うるさいけどたまに触りたくなる楽しいスイッチ。

必要な個数はキーボードのサイズによって変わりますので、必要な数+10個ほどを目安に余分に購入しておくといいでしょう。
スイッチは小さい部品が多いこともあって、どうしてもある程度の個体差が出る事があるので10個ほど余剰があったほうが安心できますね。

値段はピンキリですが安いもので10個で$2.5くらい、高いものになると$10を超えるものもありますが、それは稀で大体$5~$6.5くらいが多いです。

りたーん

私が65%キーボードを組むときは80個買ってます、送料込みで大体8000円前後、そこそこ高いくせに使ってみるまで実際の音や打ち心地はわからないという罠パーツ。油断するとどんどん増えます。

キーキャップ

PBTfans resonance
PBTfans Resonance

キーボードのお化粧(と私は勝手に思っています)パーツ、それがキーキャップです。
色んなメーカーから様々な色合いのキーキャップが販売されているので、眺めているだけでとても楽しいです。

ケースの色味とバッチリ合ったキーキャップでお化粧したキーボードを見ると満足感がとても高いです。
キーボードにおける重要な要素である打鍵音にも影響を及ぼすパーツです。

主にキーキャップに使われている素材はABSとPBTという2種類が主流です。
各素材ごとに特徴があります。

ABS(アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン)樹脂

ABS樹脂はプラスチックとしてはとても一般的な素材で様々な物に使われています。
安価ですが、発色がよく75℃くらいで軟化するので加工しやすいという特徴があり、その特性を生かして文字とそれ以外の部分で違う色の樹脂を使う二色成形(ダブルショット)という製造方法をとる物が多いです、文字の部分を透明な樹脂で作ればバックライトを透過するゲーミングキーボードでおなじみのキーキャップも作れます。

このダブルショットで作られたキーキャップは、内部がさながら金太郎飴のようになっているので、長期使用の摩耗で文字が消えることはありません
更に文字部分もインクではなく樹脂なので、文字の滲みもありません。

ただし日光に弱かったり、文字は消えませんが、摩耗により表面がテカテカしてくる事は避けられません。
比重が軽めなので打鍵音はカチャカチャと高めになりがちです。

質の高さとGBの締め後中々届かないことで有名なGMK(GMK electronic design GmbH)社のキーキャップはABSを採用しています、とても高品質なキーキャップが多数ありますが、値段もとても高価です。

PBT(ポリブチレンテレフタレート)

こちらも標準的な素材ですが、ABSに比べると加工が少々難しく、やや高価です。

ABSと違い融点が高いので昇華印刷という熱と圧力でインクを染み込ませる方法を採用できます、この方法も摩耗により文字が消えることはないのですが、文字の滲みが出やすいという側面もあります。
ABSに比べ耐摩耗性が高いので長期間の使用でもテカりにくいです。

最近はPBTでもダブルショットの採用が増えてきて、とても高品質なキーキャップが手に入るようになってきています。
比重が重めなのでABSと比較して低めのコトコトした音になります

品質は基本的に値段に比例して良くなっていきます、ABSでも高価な物は厚みもしっかり確保されていて音も良いですし、PBTだからと言って安価なものは薄くて軽い音しか出ないものもあります。
PBTでも質の悪いものは普通にテカってきます。

最近では中華製のGMKクローンという配色をパクったリスペクトしたキーキャップが5000円程度で売られているので、予算に限りがある方はこちらを選択してもいいでしょう。
品質もそこまで悪くはないし、何より安いので雑に使えて良いのですが、PBT製を謳う物はスペースバーの反りがあったりして少し品質に問題があるものが多い印象なので、ABSダブルショットを採用した製品を購入したほうが無難です。

とは言え最初の一つとして選ぶのなら1万円以上のしっかりしたものを選んだ方が質も高く、最終的な満足度は高いです。

私も最初は値段で尻込みしてクローンを買っていましたが、勇気を出して良いものを買ってみたら感動するほど質が違いました。
最近では安くて品質の良いキーキャップも増えてきたので、あえてクローンを買う必要もなくなってきたなぁと思います。

キーキャップ素材まとめ
  • ABS
    • 発色がよく2万円超えの高級キーキャップにも採用されている
    • 打鍵音はカチャカチャした高音に寄りがち
    • 長期使用による摩耗で表面がテカりやすい
  • PBT
    • 高価だが耐久性が高く長期使用でもテカりにくい
    • 昇華印刷が利用できるので文字が消えない
    • 打鍵音は低くコトコトした落ち着いた音になる

更にキーキャップにはプロファイルというものが存在しています。
打ち易さを考慮して各行ごとに高さが異なるものや、各行で高さが変わらないフラットなプロファイルもあります。

プロファイルも種類が多く迷いがちですが、基本的にはcherryプロファイルを選択しておけば間違いはないでしょう。
背の低い物から高い物、角張った物から丸い物まで様々あり、タイピングのしやすさにも影響してきますので、自分の好みと合わせてしっかり選びましょう。

スタビライザー

スタビライザー
スタビライザーも種類が豊富です

スタビライザーはエンターキーやスペースバー等の長いキーをグラつかず安定して押す為のパーツです。
PCBに直接取り付けるタイプとプレートに取り付けるタイプの2種類があります。
特にどちらが優れているということは無いですが、一般的にはPCBマウントの方が良いと言われています。

スタビライザーで特に大事なのは適切な調整をすることです。
なにもしないまま組んだスタビライザーからはカチャカチャ、キンキンと不快な金属音がします、これを解決するために潤滑剤を塗ったり、ワイヤーの歪みを矯正しバランスを取る作業が非常に大事です。

PCBマウント

PCBに取り付けるタイプには2種類あってパチっとはめ込むだけの”クリップインタイプ”とネジでPCBに固定する”スクリューインタイプ”があります。

スクリューインタイプの方がネジでしっかり固定するのでグラつきが少なく安定すると言われています。
クリップインタイプは簡単に取り付け、取り外しができる反面グラつきが出る場合があります。

グラつきに関しては、PCBに貼り付けるタイプのフォームなどで改善できることがありますので、買っておくと良いかもしれません。

PCBマウントタイプの物はPCBの厚さに注意が必要です。
特に表記のないものは基本的に1.6mm厚のPCB用なので、そのまま1.2mmPCBで使うとグラつきが出ます。
1.2mm厚のPCBの場合はシムと呼ばれるワッシャーの様な物を噛ませるか、1.2mm用のスタビライザーを購入する必要があります。

プレートマウント

プレートにマウントするタイプは廉価なキーボードキットに多く、このタイプのスタビライザーを使用するキットはPCBマウントタイプのスタビライザーの使用ができない場合がありますので、購入前にしっかり確認することが重要です。

廉価キットに多いとは言えしっかりスタビライザーとしての役割は果たしますし、もし付属の物が気に入らなかったら他社製の品質の高いものが売っていますので特に問題はないかと思われます。

パーツの購入場所

一通り必要なパーツの説明をした所で肝心のどこで買えるのか問題です。
残念ながら国内では購入できる場所が少なく、種類も限られたものしかありません、国内ショップでも一通り揃えることは出来ますが、品揃えに関しては海外ショップの方が圧倒的に良いです。

この趣味に手を出すつもりなら個人輸入も視野に入れておいたほうが良いでしょう。
難しそうに思えますが全くそんなことはなく、住所さえ間違えなければ普通に届きますので安心してください。
初心者にオススメな国内外のショップをいくつか紹介します。

遊舎工房

まず外せないのがここ遊舎工房さん、秋葉原に世界でも珍しい実店舗を構えるキーボード関連の専門ショップです。
行ける範囲にお住まいの方ならぜひ一度足を運んでみて欲しいお店です、様々なキーボードが展示されていて店内を見るだけでもとても面白いです、店員さんも親切な方ばかりですし雰囲気も良い”Geek”なお店です。

また店内にはキースイッチのテスターが設置されていて、購入前に自分の指で感触を確かめることが出来ます。
基本的にネットショップが主体で、情報を元に「こんな感じだろう」で購入しなければならない中、自分の感覚で好みを選べるというのは非常に有り難いです。

品揃えも良く、一通り必要なパーツはここで揃うので初めてキーボードを組む方にはとてもおすすめです。
キーボードキットのGBのベンダーになったり、キーボードキットを在庫有りで扱うこともある為、タイミングが合えばココだけでキーボードを完成させられます。

あとは何と言っても購入した製品でトラブルが発生したときに「日本語」でやり取りが出来るので安心です。
秋葉原まで行くのはちょっと・・・という方はネットショップもありますので是非ご利用ください。

TALP KEYBOARD

こちらのTALP KEYBOARDさんもネットショップとして日本でキーボード関連商品を販売しているお店です。
マニアックなスイッチを取り扱っていたり、新規開拓にも精力的で日々新しい商品が入荷されています。

安心の国内ショップなので配送も早く、海外ショップのように待ちぼうけ状態になることもありませんし対応もとても丁寧なおすすめショップです。

KBDfans

ここからは海外ショップです。
キーボード趣味の人ならほぼ誰でも知ってる中国の巨大キーボードECサイト。

国内では扱われていないパーツ類を数多く取り揃えています、またパーツのみならずDIY kitも種類が多く
豆腐のような塊感が特徴のTofuシリーズや、手頃な価格で気軽にカスタムキーボードを楽しめるKBD67 Liteシリーズ等数多くのDIY Kitを扱っています。
しかも凄いことにin stock(在庫あり)で販売している事が多いので注文してからすぐ届きます。

配送もFedexと言う運送会社を利用するので到着が比較的早いです、10日もあれば大体届きます。
このショップだけでもほぼ一通りのパーツ類が揃いますので初めてのDIY kit購入や海外通販デビューにはうってつけのショップです。

個人的なお気に入り商品はPBTfansという同社ブランドのキーキャップです、品質が非常によく値段もお手頃なので初めてのキーキャップ購入にもオススメ。

SWAGKEYS

こちらは韓国のネットショップ、スイッチの取り扱いが多く結構マニアックなスイッチも扱っていたりします。
ルブ(潤滑剤)の種類も多く、私はこちらのショップで潤滑剤を購入することが多いです。

アジア・日本向けのGBベンダーになることもある要チェックなショップ。

配送に佐川を指定できる所もかなりのアドバンテージで、送料がなんと$7程度で済みます、$30以上の送料を取られるショップも多いのでこれは非常に有り難いです。
配送にかかる日数は長くても14日あれば大抵届きます、日曜に注文して木曜日着の4日で届いた事もあります、早すぎ。

海外通販の注意点として「関税(輸入消費税)」があります、商品代金が一定を超えると支払う必要があります(支払い方法は各配送業者による)ので通知や請求が来たら忘れずに必ず払いましょう。

最後に

ケースやPCB、プレートは大体キットと呼ばれる基本のセットに入っていますのでスイッチ、キーキャップ、スタビライザーの3種類のパーツを別途揃えることでキーボードを構築できます。

キットに関してはGBと言う方式での販売が一般的で購入してから届くまでにそこそこ時間がかかりますので、その間にケースの色などに合うキーキャップ等を選びつつ楽しみに待ちましょう。

GBは海外のショップがベンダーになる場合が多いので必然的に個人輸入の機会が多くなります、イメージで難しそうと思い込みがちですが住所の書き方が少し違う事と支払いが円じゃないだけで後は普通の荷物と変わりません。

paypalを使えば手数料はかかりますが安全に円で支払いができますので登録しておく事をオススメします。
登録したクレジットカード(デビットでも可)がドル支払いに対応してる場合は、支払い時にUSD支払いを選ぶと手数料の節約になり少しだけお得です。

キーボードのキの字くらいの部分しか書けていませんが、この記事が皆様の楽しいキーボード選びの一助になれていたら幸いです。
ここまで読んでくださってありがとうございました。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

目次