今回はMelGeekから発売されているMCR Horsemanキーキャップセットをご紹介します。
MelGeekは中国のメーカーで、キーボード関連の製品を多く発売しているメーカーです。
MCRプロファイルという聞き馴染みのないプロファイルと柔らかなブラウン系のカラーに惹かれ購入しました。
キットは配色違いの3セットが用意されていて好みに応じて好きなものを選べます。
cherryプロファイルと比べると丸みがあって可愛い印象のキーキャップです。
基本情報
- メーカー
- MelGeek
- プロファイル
- MCRプロファイル
- 素材
- ABS
- 印字
- ダブルショット
- デザイナー
- Muni
ABS素材のダブルショットで製造されています、発色は良いですが長期使用によりテカる可能性があります。
Cherryプロファイルとの比較
上面はCherryプロファイルの四隅を丸くしたような形で、その分少しだけ面積が狭くなっているような気がしますがほぼ誤差レベル。
高さはほぼ同じ、基本的にCherryプロファイルに慣れている方であれば違和感なく打鍵できると思います。
パッケージと中身
スペックを確認したところで肝心の中身を見ていきましょう。
パッケージ外観
パッケージはシンプルな感じ、MelGeekのマスコットキャラ的な蜂が可愛いです。
小ぶりなパッケージですが全4段になっているのでボリューム感があります。
一段目
しっかりしたプラケースに収納されたキーキャップ、個別に窪みがあるおかげで振ってもズレないのは高ポイント。
ただし決まった位置に収まっていないと蓋がちゃんと閉まらないのでその辺は一長一短。
cherryプロファイルと比べると上面が丸っこくて可愛く見えます。
クリーム色のアルファキーがとても柔らかい印象でいい感じですが、色味的にはケースの色を選びそうです。
表面処理、印字ともにとても綺麗です、フォントも少し丸っこくて可愛い感じ。
二段目
二段目にはMODキーが入っています、柔らかい印象のアルファキーとは対象的に引き締まった感じがします。
種類も多く様々な配列に対応可能、無線タイプを多く製造していることも関係しているのか、あまり見たことのない[Bt]キーも付属しています。
三段目
三段目はテンキー用のキーと各種スペースバーが入っています。
種類が多いので特殊な配列を使用している方も安心です。
四段目
四段目はサイズ違いのMODキーやISOエンター等が収められています。
蜂のノベルティがとても可愛いです。
成形と厚み
フチまで綺麗に充填されていますが、ちょっと厚みが物足りないような気もします。
実際に測って見ると1.38mmと少々頼りない厚み、数字上は0.1mm程度の違いですが1.5mm以上あるとそこそこ音が変わってくるような気がするので、出来れば厚みは1.5mm以上は欲しい所。
印字
印字はズレも無くかなり綺麗、フォントの太さも一貫しており品質は高いです。
キーボードに付けてみた
現在は使用しておらず待機状態なのでTofu Jrのビルドログから流用しました。
ブラウン系なので中々合わせにくいタイプの色味ですがアイボリーやクリーム等の白系か、暗めの赤等には合いそうです。
コーヒーやブラウン系のケースは結構レアなので少々使い所が難しい気はしますが合うケースが見つかればいい選択だと思います。
MCRプロファイルという聞き慣れないプロファイルですが、高さはcherryプロファイルとほぼ同じで上面の形が異なっているくらいの違いなので打ちにくさは感じません。
打鍵音は厚みがやや足りない故か少々高めで薄い感じの音が出ます、ここは好みの問題+使用しているキーボードにも依存するので人によりますが、個人的にはあまり好みの音ではありませんでした。
購入場所と値段
現在は国内で購入できるショップは無く、MelGeek公式から購入が可能です。
現在(記事執筆時4/17)セール中のようで約$63で購入できます。
キーキャップの値段としては結構お安く、配色違いで3セット選択できますので欲しい方は今がチャンスかもしれません。
まとめ
色味に関してはトレードオフの関係なので良いも悪いもないんですが、あえて上げるならと言う事で書きました。
基本的にキーキャップで万人が共通して気になるであろう点は、歪みや反り等物理的に使用に支障がある場合くらいのもので、厚みに由来する音の問題だったり多少の印字ズレ等は個人の好みの範疇になりますので、あくまで私個人での微妙な点という事を留意して下さい。
Cherry以外のプロファイルは手に馴染まない事が多く少し不安はありましたが、高さがほぼ同じで上面の形が異なる程度の違いなので、このMCRプロファイルでは打鍵時の違和感はほぼ感じませんでした。
多少ケースを選びそうな色味なので、キーキャップを買ってからキーボードを買おうとしてる方は少し苦労するかもしれません。
反対に色味の合いそうなキーボードをすでに所持している方にはかなりいい選択肢ではないかと思います。
値段もそこそこお安めなので気になった方は試してみては如何でしょうか。
それでは今回はこの辺で、ここまで読んで下さりありがとうございました。
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